CADAVER / REVADAC
私は此処へ 戻るだろう 朽ちた屍体の 炎の跡 形を成さぬ 赤き灰は 輝く石の 器となる 朔と望とを 廻って 消える命を 宿して 現れる貴石よ 永久の光を 美しき最期を 時を留めて 私は何処へ 逝くのだろう 墜ちた死界の 旅の果てに 未来を持たぬ 白き骨は 儚き遺志の 標となる 生きた証を 求めて 魂だけを 遺して 現れる貴石よ 永久の光を 美しき最期を 時を留めて 顕れる奇蹟よ 時を戻して
Submitted by johnmansley — Mar 26, 2026
(tnamaiD muz ehcsA red noV TnamaiD muz ehcsA red noV) 留めた時を 戻せたら 貴方を もう一度 跡形も無き 亡骸を 貴石に 閉じ込めた 愛しき姿 逐うことで 因果に 叛いても 此の手で 神を穢そぅ 貴方が 蘇るまで 其の感傷を 召還せよ 此の暴走を 想望せよ 其の後悔と 邂逅せよ 彼の星彩よ 再生せよ (tnamaiD muz ehcsA red noV TnamaiD muz ehcsA red noV) 形代を抱く 此の胸が 奇蹟を 希う 愛しき人の 輝きは 今なお 美しく 幾度 神を殺そう 貴方が 生還るまで 其の快哉と 再会せよ 彼の双眸を 妄想せよ 其の信仰が 昂進(たかぶ)るとき 貴方は此処へ 戻るだろう (tnamaiD muz ehcsA red noV TnamaiD muz ehcsA red noV)
Submitted by johnmansley — Mar 26, 2026
羽ばたいた二人は 一人の蝶になる 呪いの系譜に 抱かれたまま いつか見た 悪夢(ゆめ)が 舞台照らす 月光の〈魔法(magie)〉 溜息で 賺す 招かれざる 冷艶の〈忌人(maudit)〉 身命を 欺く 煤けた肖像に 導かれ 恋い焦がれ 今もなお 愚かしき抱擁 秘密は仄甘く 悲鳴は 誰にも 聞こえない 残酷な 〈douleur(いたみ)〉 に 溺れてしまったの 私は 〈Laura(わたし)〉 を 失ってゆく 横たわる 蜜に 逆上せながら 蝕む〈理知(raison)〉 寝台の 罠に 灯影 揺れる 盲目の〈接吻(baiser)〉 永遠を 嘯く 吐息と唇は もう何処を 捜しても 居ないのに 狂おしき恋情 夜毎にほろ苦く 遺影を 紊して 貫いて 屈辱の 〈blessure(いたみ)〉 を 愛してしまったの 〈Mircalla(あなた)〉 が 〈Carmilla(あなた)〉 を 演じる程に 嗚呼〈血族の絆(La voix du sang)〉 如何して 〈Carmilla(あなた)〉 を喪った 悲しみを この〈墓穴(あな)〉を 埋めればいい? 褪めてゆく墓標に 百年刻まれた 碑銘を 指でなぞりながら 『愛してる』最期に 貴女が望むなら 〈deuil(いたみ)〉 は 決して忘れないわ 結ばれぬ二人の 棺に頬寄せて 犠牲を 厭わぬ 恋だから 続けましょう〈Carmilla(あなた)〉 が 〈Laura(わたし)〉 にしたことを 悲劇を〈Alura Karnstein(わたし)〉 が 繰り返すだけ 嗚呼 貴女の〈姓(なまえ)〉を 抱いて眠るの……
Submitted by johnmansley — Mar 26, 2026